湘南のフリーペーパー TOWNY タウニー
コンテンツ一覧へ戻る
TOWNY PDF版最新号をダウンロード
TOWNYバックナンバーPDF版
TOWNY 茅ヶ崎版 ホームへ > MY LIFE > 文学と料理

TOWNY MYLIFEタイトル

雑誌バイザシーにて「+湘南SPICE」を連載中の
技拓株式会社、白鳥ゆり子社長のエッセイ。
スローライフの楽しみ方は必見。

TOWNY MYLIFEプロフィール写真
TOWNY MYLIFEプロフィール

本物の湘南スタイルを提唱する注文住宅 技拓株式会社 代表取締役。主に、家づくりのソフト面となるライフスタイルの提案を担当。心が豊かになる暮らし方、湘南での楽しみ方をコラムやイベントを通して紹介している。ブログはこちら

vol.
047

文学と料理

子供の頃、大切にしていた本があります。

「赤毛のアンの手作り絵本」という本。物語にさらに想像を膨らませ、お料理や手作りの小物などが作られ、丁寧な解説付きで紹介されている本です。今でも大切にしていますが、物語をテーマにモノを作るって、とても素敵だと思いませんか?私が料理や小物づくりを初めて挑戦したのは、この本に魅せられたのがきっかけでした。

最近は、そういった本が少し増えている気がします。映画に登場する料理の本、というのも見かけました。また駒場公園内に
ある日本近代文学館の中に、「BUNDAN」という文学カフェがあるのですが、そちらで出されているメニューも、小説の中に描かれた料理たち。そして、BUNDANレシピとして、「食べ物語る」という本も出版しています。

私自身も本を読みながら、そのお話に出てくる料理のことを想像するのがとても好きです。昔、嵐山光三郎著「文人悪食」という本が実に面白く、食を通して文人を垣間見ることが出来た気がしました。料理が登場する本はあげればきりがないのですが、読んでいるだけで想像力を掻き立てられます。それがレシピとして本になる、また実際に食べることができる場所があるというのは、実に魅力的で面白い。実際のメニューから、まだ読んでいない本に魅せられる。そんな文学と料理の融合がある場所。2万冊の本に囲まれながら、小説のレシピを食す。つくづくにくい発想だなと感心してしまいました。