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雑誌バイザシーにて「+湘南SPICE」を連載中の
技拓株式会社、白鳥ゆり子社長のエッセイ。
スローライフの楽しみ方は必見。

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TOWNY MYLIFEプロフィール

本物の湘南スタイルを提唱する注文住宅 技拓株式会社 代表取締役。主に、家づくりのソフト面となるライフスタイルの提案を担当。心が豊かになる暮らし方、湘南での楽しみ方をコラムやイベントを通して紹介している。ブログはこちら

vol.
035

暮らしの本質

暮らすと生活するは、同じこと?

私は、ちょっと意味合いが違う気がして、意味を検索してみました。やはり「生活する」には経済活動や習慣、手段などの意味合いがあり、「暮らす」には「生き方」なども含めた、より広い意味を表すようです。

私もライフスタイルの提案をする中で、「暮らし方」という表現は、とてもよく使います。また多くのお客様からも、当たり前の毎日がちょっとした工夫で、大切な時間になることに気づかされます。大事なのは、「ちょっと」を面倒くさがらない習慣なのかも。また、暮らしやすい空間を考えた時、ほどよく物が無いことが重要だと気が付きます。物が溢れ出すと、空間は途端に
安らぎを失い、人は整理することを諦めはじめます。これでは「暮らし方」もなにもありません。重要なのは、その空間が居心地のよい場所であり、物は我々の「暮らし」に役立つこと。そうでなければ、価値すら失われてしまいます。暮らしを愉しむために、必要かどうかを念頭におくことが大切なんですね。

もちろん物が溢れていても「生活」はできますが、「暮らす」という意味合いからはどんどん離れていく。時には喧嘩の原因にすらなることも。人は心地のいい空間を求め、小さくても自分だけのスペースや、独りの時間がほしいと思っている。だからこそ、この「暮らし方」というのがとても重要になってくるんですね。いつも神経質に綺麗である必要もなく、ほしい物を限りなく入れられる広さでもないでしょう。また、居心地の良い空間を作り出すことは、お洒落かどうかとも違います。小さくても快適な空間構成と、少しの工夫と演出でほどよく整理されているかどうかです。

「暮らし方」は、自分がどんなことに癒されるかを考え、その理想に近づくために、限られた空間の中で、足したり引いたりすることで、見えてくるのではないでしょうか。