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不規則な生活に なっていませんか?子どもの「夏風邪」にご用心!

vol.11特集記事写真01 夏風邪とは、一般的にエンテロウィルスとアデノウィルスによる感染症を指します。「エンテロ」は腸管を、「アデノ」は喉を意味する言葉で、腸や喉で増殖した後、血液を介して標的とする場所に移動し症状を起こします。このウィルスは数十種類もの型があるため、小さい子どもは、毎年のように夏風邪をひくことがあります。

●手足口病
手の平、足の裏、口の中に発疹ができ、時に肘、膝、尻にまで水泡がみられ、痛みや痒みはありません。しかし口の中の発疹が破れ口内炎ができると痛みが強く、食事が摂りにくくなりますが、1週間ほどで治ります。3分の1くらいの発病者が、1~2日、38度ほど発熱します。

●ヘルパンギーナ
口や喉の奥に赤い水泡が数個から数十個でき、1週間ほどで治りまが、2日ほど40度近い高熱を発熱します。

vol.11特集記事写真02●無菌性髄膜炎
髄膜がウィルスの感染によって炎症を起こす病気で、手足口病やヘルパンギーナに合併することがあります。高熱、嘔吐、頭痛、不機嫌、ぐったりするなどの症状がみられ、多くは1週間ほどで良くなりまが、脳炎の進展の面から、原因となるウィルスの決定が最も重要です。

●咽頭結膜熱
別名、プール熱と呼ばれ、赤ちゃんには少なく、幼児から小学生に
多く発症します。高熱が3~5日
ほど、喉の痛みや腫れ、目の充血や目やになどの症状がでて、1週間ほど続き
ます。

●日常生活での予防法
①夏風邪予防には、手洗いとうがいが基本です。
vol.11特集記事写真03②咽頭結膜炎(プール熱)は、感染力が強く、治った
後も1か月ほど便にウィルスが出るので、排便後や おむつ替えの後は、特に十分手洗いをしましょう。
③プールなどでは、泳ぐ前後のシャワー、洗眼、うが いをしましょう。
④目やにからもうつるので、タオルの共有や貸し借りは避け、枕カバーや洗面器 なども共有しないようにしましょう。

エアコンで体を冷やしすぎないことや、十分な休息、睡眠をとることが大切。抵抗力が落ちると、子どもたちは風邪をひきやすくなります。特にこの時期、夏休み期間中は生活が不規則になりがちですので、気をつけたいですね。

参考資料:救命救急東京研修所教授
名倉節 著書より

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