湘南のフリーペーパー TOWNY タウニー
コンテンツ一覧へ戻る
TOWNY PDF版最新号をダウンロード
TOWNYバックナンバーPDF版
TOWNY 茅ヶ崎版 ホームへ > 今月の特集記事 > 感染力が強い!! 看病する大人も要注意!?子どもに多い夏風邪「プール熱」にご用心

感染力が強い!! 看病する大人も要注意!?子どもに多い夏風邪「プール熱」にご用心

vol.22特集記事写真01 子どもに多い夏風邪の一つに、「プール熱」という病気があります。プールに入った子どもが集団感染したことから、「プール熱」と呼ばれるように。正式には、咽頭結膜熱と言います。

【原因・感染経路】
アデノウィルス3型・4型・7型の感染が原因。アデノウィルスは、夏以外の季節でも活動しています。くしゃみや咳などから感染する飛沫感染や、鼻水や目ヤニ、唾液などに触って感染する接触感染などがあり、学校・プールなどは、感染しやすい場所です。

【潜伏期間・症状・経過】
潜伏期間は、3〜5日。主な症状は、高熱・咽頭炎・結膜炎の3つです。急に38〜39度の高熱が出るのが特徴。喉が腫れて痛むほか、首のリンパ腺も腫れて痛むことがあります。目の結膜は赤くなり、目ヤニが出ます。また、腹痛や下痢、咳を伴う場合もあります。熱は3〜4日で下がり、のどや目の症状は1週間ほどで落ち着きますが、長引くこともあります。

vol.22特集記事写真03

【医療機関での治療】
子どもは小児科を受診しますが、結膜炎が酷い場合、眼科も受診しましょう。

【家庭での看病】
(発熱のケア)
体内の熱が発散しやすいよう、衣類や布団は少なめにしましょう。脇の下や、足の付け根を冷やすと熱が下がりやすくなります。発熱時は発汗しますので、子どもの呑みやすいもので水分補給をしましょう。
(脱水症のケア)
下痢の症状が出ている場合、「脱水症」を起こしやすくなります。お手洗いの回数が減り、ぐったりしてきた場合は、医療機関での治療が必要です。水分は、しっかりと補給してください。
(目のケア)
目ヤニはぬるま湯で濡らしたガーゼなどで、目頭から目じりへそっと拭き取ります。一度使ったものは、再度使わないようにします。目ヤニが出ている間vol.22特集記事写真02は、感染の可能性があり、熱が下がっても目の症状が完治するまでは、外出、登園・登校は控えましょう。

【日常の予防】
手洗いとうがいが基本です。完治したと思っても、便にウィルスが約1か月排出されますので、大人はおむつ替えの時など、手洗いを十分行いましょう。プールでの感染を防ぐため、前後のシャワー、洗眼、うがいを行いましょう。タオルの共有、貸し借りをしないことも重要です。

子どもに感染の多いこの時期。家庭内での予防を心がけ、万一、感染してしまったら、二次感染を防ぐことが大切です。また、看病する大人もしっかりとセルフケアを。

参考文献:今日の小児医療指針/        標準小児科学(医学書院)