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〜和食を取り戻すことが日本を変える〜

食の欧米化による弊害
〜和食を取り戻すことが日本を変える〜

欧米食3最終

16世紀中頃からの欧米による世界植民地支配、日本にも欧米文化が緩やかに伝わり始め、その後、江戸幕府は開国を迫られ、明治維新と共に急速な欧米化政策を取り入れる事を余儀なくされました。さらに、大東亜戦争の敗戦によるアメリカの統治で、欧米化政策による今の日本があります。ある意味、進歩的で素晴らしい文化や技術を築き上げる事にもなりましたが、反面、問題や弊害も存在し、現在では深刻な社会問題となっている事も少なくはありません。

その一つが「食の欧米化」です。

欧米食2最終

日本の伝統的な和食文化は世界で一番健康食と言われていますが、戦後の日本はこれを失いつつあり、米はパンに、味噌汁は牛乳に代わり、肉や砂糖、化学塩を基本とした食事となりました。さらに、食が経済重視となり、大量生産、大量消費、その為の保存料を始めとした添加物の過剰供給、または安価な商品開発による薬品漬けの食材や加工食品が大量に流通、その結果、一般的な病気となってしまった「ガン、心疾患、糖尿病、ぜんそく、アトピー、アレルギー、関節炎、虫歯、肥満」などが増加の一途を辿っています。

しかし、逆に欧米ではこうした病気の原因が食事にあるとして見直しが取り組まれ、少しずつ減少し始めています。

牛乳を飲む女性最終

自然のもの、新鮮で未加工の食品を食べている世界中の先住民の間では、こうした病気は稀であり、戦前までの日本でも重大な病気ではありませんでした。「肉を食べなければ元気が出ない、牛乳を飲まなくては大きくなれない」などと戦後から強調され、日常的に食す事で、本来、小柄な日本人は年々大柄となり始めました。

日本には古くから「大男、大女に長生き無し」という言い伝えがあります。肉や牛乳、砂糖などを過剰に摂取する事により、瞬間的な成長は遂げますが、持続的な健康や寿命を失いかねません。現在、日本は健康長寿国と言われていますが、それは戦前に幼少期を過ごし、例外なく成長期を粗食・少食で過ごした人々です。

幸い、和食が世界的に注目を浴び、世界無形文化遺産となりました。ここで日本の文化を振り返り、食の見直しから健康を取り戻す事が必要とされているのではないでしょうか…。

和食最終

参考文献:幸食研究所 http://www.kousyoku.net/